現在、TBS系で放送中の宇宙戦艦ヤマト2199は1974年に読売系列で放送された
リメイクになります。
40年近く前に放送されていた内容を元にリメイクされているので殆どの若者は
オリジナルを見た事は無いのではないでしょうか?
『簡単なあらすじ』
人類は初めて地球外知的生命体との接触をし地球側の一方的は攻撃により会戦の
火蓋は開かれた。
地球外知的生命体は『ガミラス』といい、あちらこちらの惑星を次々と植民地とする
圧倒的な軍事力をもつ惑星だった。
地球側の戦力を物ともせず、地球に何度も惑星爆弾を落とす事により
地球の大気を汚染し人類は地下都市へ退く事をよぎなくされた。
大気の汚染は徐々に地下をも蝕み人類が住めなくなるまで僅か1年というところまで
きていた。
そんな時、イスカンダルという惑星から救いの手が差し伸ばされる。
イスカンダルには地球の大気汚染を除去できるコスモリバースシステムがあり
それを受け取りに来いというのだ。
イスカンダル人は他にも次元波動エンジンの技術ももたらしてくれた。
このシステムを使い戦艦大和の沈没船に偽装した宇宙戦艦ヤマトを建造した人類は
最後の希望を乗せてイスカンダルを往復する旅に出発する。
最初のオリジナル版を見た事のある人は判ると思いますが、細かな設定が変更
されており、登場キャラクターもかなり増えています。
キャラクターを増したり新たな設定を追加することによってストーリに
厚みが出ています。
設定の変更で私が一番、驚いたのは敵役のデスラー総統がオリジナルよりかなり
若く設定されていてしかもイケメンなことです。
最初に見た時、何!?このキザそうなイケメンは、まさかデスラー総統?
なんて思いましたがまあ、カッコ悪いオッサンにしたところで誰が特する
訳でもないのでカッコイイにこした事はないんですけど。
今作では、ヤマトの乗り組員の中に不穏分子が混じっていたり、一方のガミラス
側では、デスラーの暗殺を試みる者がいたりと、どちらも1枚岩ではないような
表現があります。
確かに現実の世の中では誰もが一丸になる事は無いですし権力を持つ者がいれば
必ず反対勢力になる者も出てくるので、そういったエピソードを加味しているところ
は面白いです。
宇宙戦艦ヤマトはVSガミラス編以外にも何作にも渡り制作されていますが、どれも
古く、(最後が1983年の完結編)現在の細かな変更や高いクオリティーで改めて
視聴できるのは本当にうれしいです。
今の子供達からしたらロボットが出てこない、宇宙戦艦と戦闘機だけで戦闘する
アニメってどういった視点で見てるのか少々、興味があります。
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